五日の星座を見ながら
夜に溶ける魔法が見つかったのなら
星は屑になりオリオンは青く染まる
沢山の瞬きが勘違いさせる
僕は誰かを僕と間違える
赤い空は争うのをやめ
降伏しろと呼びかける
ずっとなくしていたものは
幸福だったということに気づく
気まずくなって声を出す
あの子はいつまでも
信じてはくれない
自分の場所はあり続けると
聞かれもしないのに答えている
色とりどりの宝石よ
惑わさないで1秒だって
価値があればあるほど輝くのは当たり前じゃないからね
次第にあれもこれもと欲しくなり
喜びさえ喜べなくなる
いつかの僕にも言えるかな
1番は何もないことだって言えるかな
愛されないのに愛してまで
自分の存在を証明している
かっこ悪さを否定して
こだわりを一身に受け止めた
夜が魔法に溶けたなら
見つかるといいな青い三日月
兄弟姉妹でさえ
曖昧でわからなくなるほど括ってみる
消えたのだから
いなくなった
いつかを思い出したら
また出てくるよ
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