潜った先
言葉より素直に
息を止めていたいだけ
ただ僕はそれ以上長く生きていたいだけなのに
自信がないと
泣いたあの子はどこにいる
同じ空気の果てにいることはわかっているけど
感じるには
まず臆病になって
努力と半透明の液体を流せばいい
重なって
取り込んだ
君のまなこが差す先は
未来よりもそれ以上
光って輝いた希望が住んでいるだろう
痛みを乗り越えて
やっと手にしたこの体
わけなどない
だって息をしているまだ途中
手にはたくさんの汗と落書きと
約束を握って振り返した
旅立つあの感情に疑問符をうつ
合わさって
織り込んだ
君がまなこに宿す塊が
美しさから遠ざかってしまったら
僕が助けるから
どれだって
忘れやすいんだ
今がどうでも
仮を探したとしても
現在だけを抱きしめて
形からも
弱さからも逃げてしまう
息を止めていたいよ
長さからは遠ざかって
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